独立してフリーランスとして生きていこうという方が色々と用意していく中で、ハマりやすい名刺作りで悩むポイントを紹介します。個人情報になる住所や電話番号の載せ方、オススメのデザインテンプレート、職種別のポイントまでまとめてました。

フリーランスの名刺表記の一番の悩みどころ~個人情報をどこまで載せるか?~

フリーランスの場合、個人情報をどこまで載せるかは悩みどころですよね。自宅に連絡が来たり、プライベートの携帯に電話が来たりするのは困るという方もいるでしょう。ここではフリーランスの名刺に個人情報はどこまで載せたらよいのかについて説明します。

住所は番地やマンション名まで載せる?

住所はどこまで載せたら良いか悩みますよね。特に一人暮らしの女性や家族と一緒に暮らしている人は住所を載せることに抵抗があるでしょう。住所が細かく書かれていると、その場所に勝手に来る人もいるかもしれません。名刺は一度手を離れると誰の手に渡るのか分かりません。住所を載せることが心配な人は番地やマンション名は書かずに、大体の場所を載せておくようにしましょう。郵便物などを送らなければならない場合はメールなどに問い合わせがあると思います。その際にお知らせすれば良いでしょう。

プライベートな電話番号まで載せる?

プライベートな電話番号についても同様で、載せることに抵抗のある人はアプリのアカウント情報を掲載することをおすすめします。今はLINEやfacebookで電話もできます。連絡手段としてもメールとSNSさえあればほとんどが事足りますので、必要以上に情報を載せる必要はないでしょう。名刺には書かれていなくても、電話番号を個人的に教えることはできますので、電話連絡が必要な場合には個人的にお知らせしましょう。

名刺を2種類作るのもおすすめ

このように個人情報を載せたくない一方で、連絡先をしっかりと教えておいた方が良い人もいますよね。そういう方には名刺を2種類作ることをおすすめします。こうしておけば初対面の人には個人情報が載っていない名刺を、親しい人や何回目かの人には個人情報が載っている名刺を渡せばよいのです。このように使い分けるのもおすすめですよ。

屋号、ロゴや肩書きはどうする??カッコいいものをつけたい!?

フリーランスの人にとって重要なのは相手に自分の仕事を認識してもらうことです。ただし、ただ認識されるだけでは意味がありません。例えばデザイナーと書かれてあっても、世の中にはデザイナーがたくさんいるわけですから、どんなデザイナーなのか分かるようにすべきです。

屋号は自分の顔みたいなものですから、相手に伝わりやすいもので、何をしているか分かりやすいものにする必要があります。ロゴは事業の印象が残るものが良いですよね。肩書きは何を専門にしているのか分かりやすいものが良いでしょう。先程の例であれば、ランディングページ専門のウェブデザイナーなどとするとより専門性が分かりやすくなります。肩書きに凝り過ぎて逆に分かりにくくなることもありますから注意しましょう。

【フリーランス職種別】名刺の作り方のポイント

名刺を作ろうと思ってどのように作ったら良いのか分かりませんよね。フリーランスの名刺は職種によってポイントが違います。ここでは4つの職種の名刺の作り方のポイントについて紹介します。

webデザイナー

デザイナーの名刺ですので、名刺もおしゃれでなければ仕事が来ません。とにかく情報よりもデザイン重視。あなたのデザインセンスをしっかりと見てもらいましょう。

システムエンジニア

システムエンジニアは自分を売り込む名刺でなければなりません。製作物がある場合は載せた方が良いですし、資格を持っている場合はそれも記載しておいた方が良いでしょう。

イラストレーター

イラストレーターが使う名刺は自分がどのようなイラストを描いているのか分かるものでなければなりません。オリジナルのキャラクターがある場合はそれを名刺に入れるようにしましょう。

ライター

ライターの名刺はこれまでの製作物を載せるのはもちろんのこと、どのような分野が得意なのか載せておきましょう。ブログなどがある場合は載せておくと見てくれます。URLよりもQRコードの方がその場で確認しやすくて便利です。

おしゃれな名刺のデザインのテンプレートは?

名刺のデザインプレートはさまざまなものがあります。中には無料のものもありますし、いちから名刺を作らなくても簡単にかっこいい名刺をつくることができます。ここではおしゃれな名刺のデザインテンプレートの選び方とおすすめのテンプレートをご紹介します。

選び方のポイント

おしゃれなデザインテンプレートの選び方は、あなたから名刺をもらった人が「あなたのイメージだね」と思われるものを選ぶことです。あとで名刺を見た時にあなたを思いだすようなデザインテンプレートを探してみましょう。

おすすめ4選

  • freepik(無料)…無料なのにかなりおしゃれなテンプレートがたくさんあります。ランセンスが画像によって違いますので、必ず確認した上でダウンロードしましょう。
  • 名刺良品(無料)…おしゃれな名刺デザインが無料でダウンロードできます。aiデータなので注意しましょう。
  • デザイン百貨店(有料)…有料サイトだけあって、かなりオシャレなものがたくさんあります。しかもその場で情報を入力して印刷までできます。テンプレートによって値段が違いますので注意しましょう。
  • Zazzle 名刺デザイン(有料)…実際のテンプレートを見ながら情報を入力していきますので、どのような名刺になるのかすぐに分かります。そのまま印刷まで注文できるので便利です。こちらもテンプレートによって値段が違いますので注意しましょう。

最初から覚悟を決めることも重要

フリーランスとして一人で生きていくには色々な覚悟が必要になってきます。個人情報はできるだけ隠したいところですが、覚悟を決めて公開したりバーチャルオフィスを借りてそこの情報を記載することも重要です。個人情報はうまく回るまでの数ヶ月とわりきって、隠すなら隠す/バーチャルオフィスにするならすると決めて前に進めることが重要だと思います。

記事作成/ジョン0725