仕事が取れなければ収入がない
フリーランスの場合、仕事をとらなければ収入になりません。これは当然のことなのですが、会社員をしていた人は仕事をしないとお金が入ってこないということが怖くなります。会社員の場合、給料が高い低いがありますが、会社が倒産したり、首にならない限り、給料が保証されています。成果が上がらない月であっても、給料はもらえます。フリーランスは稼いだ分が即収入になるわけですから、仕事をとれないと収入にはならないので、何もしなければ収入は0です。そのため、仕事をどうにかして得る必要があるのです。
ただエンジニアの人は、営業をしたことがない人がほとんどです。いきなり飛び込みで営業をしてうまくいくことはほとんどありません。前職の関係で、仕事をもらえる人もいますが、それもずっと続くかというとそんなことはありません。案件をとるために営業代行に頼むという方法をありますが、費用がかかります。そこでサイトを使って案件を探すという方法が考えられます。
おすすめのサイトは?
案件を探すとしても世の中にはさまざまなサイトがあります。どのサイトが良いか迷う人も多いと思いますので、ここでは、おすすめのサイトを紹介します。
flexy
このノマドジャーナルを運営するサーキュレーションのエンジニアやデザイナーなどのIT人材向けの案件紹介サービス「flexy(フレキシー)」です。flexyは週2,3やリモートの開発案件、週1〜の企業のIT化や設計のアドバザリーなどの技術顧問案件を得意にしているサービスです。サービスサイトがメディア化されており、CTOの方へのインタビューなどハイスキルなエンジニアやIT人材に役立つ、面白いと思ってもらえる情報を発信しています。
ギークスジョブ
ギークスジョブの強みは高額予算の独占案件があること、案件が多いこと、キャリア設計のアドバイスをもらえることです。案件紹介のサイトなわけですから、案件が少なければ意味がありません。また、案件が多くてもほとんど受注できないのでは役に立ちません。その点、独占案件も含め、案件が多いのは大変魅力的でしょう。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスはエンジニア専門の案件紹介サイトですので、あなたの要望に合った案件が見つかります。また、フォロー体制もしっかりとしており、発注額もかなり高い案件が多いので、おすすめのサイトでしょう。
エンジニアファクトリー
エンジニアファクトリーはIT業界専門のアドバイザーがサポートしてくれ、さらに実務経験1年以上でも案件を紹介してくれるというのが強みです。若手のフリーランスにはおすすめのサイトでしょう。
クラウドワークス・ランサーズ
クラウドソーシングの代表的なサイトであるクラウドワークスやランサーズでも案件を探すことはできます。ただし、単価としてはあまり高くありませんし、基本的にはクライアントに対する対応はすべて自分でしなければいけませんので、トラブルになった時に誰も助けてくれません。ちょっとした小遣い稼ぎ程度であればおすすめですが、これらをメインで稼いでいくのは難しいといえるでしょう。
案件を選ぶ際のポイントは?
先ほどフリーランスの案件を紹介しているサイトを紹介しましたが、ではどのように案件を選べばよいでしょうか。ここではフリーランスのエンジニアが案件を選ぶ際のポイントを紹介します。
1.安売りしない
フリーランスになると仕事を欲しくなるので、仕事を選ぶことが難しくなります。しかし、実際には仕事をしっかりと選んでいかないと時間ばかりかかって収入にならないということがあります。単価がいくらで、どれくらいの時間がかかるのか常に考えて案件を選ぶようにしましょう。
2.長期的な案件であること
案件を選ぶ際には長期の案件を選んだほうがよいです。短期の案件で単価が高いものもありますが、収入が安定しません。案件をとり続けるのはとても大変です。そのため長期的な案件をとって収入を安定させたほうが良いでしょう。
3.契約をしっかりと結べるか
フリーランスのエンジニアで重要なのは契約です。特に開発案件は修正を限りなく求めてくるクライアントもいます。どのように案件を進めるか、どこまで行えば納品になるのか、また納品後の修正はどのようなルールで基づいて行うかなど、しっかりと契約を結んでくれるクライアントの案件を引き受けるようにしましょう。そうでないと支払いがなかなか行われず、開発ばかり続けなければならないということもあります。必要であれば法律の専門家にも契約書を見てもらったほうが良いでしょう。
4.自分にできるかどうか
案件をとる際に最も注意しなければならないのは、本当にその案件ができるのかどうかです。受注した後に「できませんでした」ではフリーランスとして失格です。自分にできない仕事については相手に伝えて断るようにしましょう。
単価と時間を考えましょう
フリーランスで重要なのはいかに時間をかけずに効率よく稼ぐかです。案件そのものの金額は高くても、時給に換算したら、かなり安かったという案件も意外と多いものです。この仕事であれば何時間ぐらいでできるのか、もしくは何人月なのか、またその金額として高いのか安いのか常に見極めてから案件を引き受けるかどうか考えていきましょう。
記事作成/ジョン0725