フリーランスになったら自分で仕事をとる必要がある
フリーランスになれば自分で仕事をとる必要があるのは当たり前ですよね。しかし、いきなり営業をしようとしてもうまくいきません。これまでの仕事でのつながりがある人は、そこから仕事をもらえることも多いですが、それでもずっともらえることはありません。そこでおすすめしたいのが仕事をとるためのサイトに登録することです。ただサイトといってもいろいろなサイトがあるので、どのサイトに登録すべきなのか分からないでしょう。そこでこのコラムではサイトの分類とおすすめのサイトを紹介します。
登録すべきサイトの分類
フリーランスの方が案件を得るためサイトに登録しようとしても、いろいろなサイトがあるので、よく分からないと思います。ここではまずどのようなサイトがあるのか、その分類を紹介します。
1.エージェントサービス
エージェントサービスとはエージェントがあなたにあった案件を紹介してくれるサービスです。営業が苦手な人は自分で営業をするよりも紹介してもらったほうが良いですよね。エージェントサービスに登録しておけば、そこで案件を紹介してもらえますし、ひとつの案件が終了したら、また別の案件を紹介してくれます。また、エージェントによっては請求書などの事務作業もしてくれるところもあります。手数料は10%~20%が平均ですので、その分あなたの取り分は減りますが、それでも営業を代行してくれるというメリットはあるでしょう。ただしエージェントを利用できる職種は限られています。多いのはエンジニアですので、それ以外の方は適切なサイトを見つけるのは難しいでしょう。
2.クラウドソーシング・マッチングサービス
クラウドソーシング・マッチングサービスとして有名なのはクラウドワークスやランサーズです。私も両方を利用していますが、案件は豊富であり、仕事をとることはできます。ただライターの案件などはかなり単価が低いことが多いです。もちろん継続していくと単価が高い案件を受注することもできるようになりますが、最初から稼ぐのは難しいでしょう。またデザイナーやエンジニア向けの案件もありますが、こちらもそれほど単価が高くなく、案件によってはよくないものもありますから、なかなか難しいでしょう。私はこの2つのサイトで10万円ぐらい稼いでいますが、それぐらいであれば問題なく稼ぐことができます。空き時間に稼ぐぐらいの気持ちで利用してみましょう。
3.案件紹介サイト
案件の紹介サイトというのもありますが、ただ案件を探し、それに応募するという形のサイトはほとんどなく、コーディネーターなどが利用できることが多くなっていますので、ほとんどがエージェントサービスと変わらないようになってきています。私もこうしたサイトを利用して、案件に申し込んだことはありますが、なかなか仕事を取ることはできませんでした。無料ならば登録しておいて損はありませんが、基本的には1を利用しつつ、2も使う方が良いでしょう。
おすすめのサイトは
前述したようにエージェントに登録しつつ、クラウドソーシングを利用するのが良いです。ただエージェントはエンジニアやウェブデザイナー向けのものがほとんどですので、それ以外の方は自分で営業するか、クラウドソーシングを利用していく必要があります。ここではおすすめのエージェントとクラウドソーシングサイト紹介します。
ギークスジョブ
ギークスジョブの強みは高額予算の独占案件があること、案件が多いこと、キャリア設計のアドバイスをもらえることです。カウンセリングを受けて、あなたにあった案件を紹介してもらえるのはよいですよね。福利厚生も利用でき、さらに請求書などを作成してもらえるサービスもありますから、フリーランスのエンジニアとして登録すべきサイトのひとつでしょう。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスはエンジニア専門の案件紹介サイトですので、エンジニアにとっておすすめのサイトです。契約書類の作成だけでなく、顔合わせの同席や参画後のフォローもしてくれます。あなたにあった案件をしっかりと紹介してくれますので、あなたの希望する案件を得ることができます。おすすめのサイトであることは間違いないでしょう。
クラウドワークス・ランサーズ
クラウドソーシングの代表的なサイトであるクラウドワークスやランサーズでも案件を探すことはできます。ただ前述したとおり、単価が安いのが難点です。もちろん継続して仕事をしていくと、単価は上がっていきますが、最初は大変です。また、クライアントによってはあまりよくない方もいますので、そうしたクライアントを見分けるのも大変です。たださまざまな職種の案件があるので、エンジニア以外の方で仕事をしたい人にはおすすめです。
NOMAD WORK DESIGN
このノマドジャーナルを運営するサーキュレーションもプロフェッショナルのフリーランス向けの案件紹介サービス「NOMAD WORK DESIGN(ノマドワークデザイン)」を行なっています。サーキュレーションの場合、週1から企業の経営課題の解決のためにハンズオン含め参画してもらうサービスです。自分の人脈では出会えなかった企業と仕事ができたり、複数案件に同時に関われることで、新しいインプット多角的に吸収できるのが魅力です。
flexy
このノマドジャーナルを運営するサーキュレーションのエンジニアやデザイナーなどのIT人材向けの案件紹介サービス「flexy(フレキシー)」です。flexyは週2,3やリモートの開発案件、週1〜の企業のIT化や設計のアドバザリーなどの技術顧問案件を得意にしているサービスです。サービスサイトがメディア化されており、CTOの方へのインタビューなどハイスキルなエンジニアやIT人材に役立つ、面白いと思ってもらえる情報を発信しています。
案件はよく精査しましょう
案件があればすぐにその仕事を始めるのはよくありません。本当にその案件を自分がしたいのか、単価に見合っているのかなど、よく考えてから仕事を始めるようにしましょう。せっかくフリーランスになったのに、会社員と変わらないではつまらないですよね。自分に合った案件をぜひ見つけて、フリーランスを楽しんでください。
記事作成/ジョン0725