起業して、自分で経営をすれば、稼いだお金はすべて自分のものになる。それはその通りなのですが、みなさんも薄々感じておられるように、起業してすぐにうまくいくことはあまり多くありません。ビジネスが軌道に乗るまでの期間が必ず存在します。

問題は軌道に乗るまでの期間をいかに短くするか。長ければ長いほど、せっかくスタートしたビジネスを畳まなければならなくなる可能性も高くなっていきます。では、早く軌道に乗せるためには、どうしたらいいのでしょうか。それには、起業前の準備が大きく影響します。そこで今回の記事では、起業前にやっておくべき準備を紹介します。この記事を読めば、起業の成功確率をグッと高めることができることでしょう。

準備その1 創業資金を貯める

何のビジネスをやるのかによって多少の差はありますが、どんなビジネスでも「創業資金」が絶対に必要です。「創業資金を貯金していないなら起業してはダメ」と言っていいほどの絶対条件となります。創業資金は一気にドンと貯金してもいけません。毎月一定の金額をこまめに貯金していくことが必要なのです。

ではなぜ、地道に貯金しなければならないのでしょうか。ビジネスにおいて切っても切れないのが「融資」です。とくに創業時に使うことの多くなる公的融資は、地道に貯金してきたという通帳の履歴がないと「自己資金」だと判断されません。お金を貸す側としては、自己資金を地道に貯めてきたかどうかという履歴が審査における大切な確認事項になります。毎月コツコツと貯めてきた履歴が通帳に記帳されていることは、企業のためにかなり前から準備していたという証拠。融資をする側の印象も良くなり、融資が通る可能性がグッと高まるでしょう。

準備その2 最新情報を手に入れ続ける

あなたが勝負を挑む業界の最新情報は、常に手にいれておきましょう。最新情報をつかんでいなければ、顧客の心理などを知ることもできません。ビジネス成功の是非を左右すると言っても過言ではない大切な準備です。

しかし情報は膨大で、すべての必要情報を手に入れるとなると大変。効率的にこれを行うにはどうすればいいのでしょうか。オススメの方法はキュレーションサイト(まとめサイト)をうまく使うことです。一時期まとめサイトの情報の質について問題になりましたが、まとめサイトの本来の使い方は「情報の質」を問うものではありません。押さえておくべきジャンルの情報をまとめてくれている点に着目すべきなのです。あなたが挑戦する業界に関するキーワードをまとめサイト内で検索してみましょう。すると押さえておくべき最新情報だけがまとめられた記事が見つかるはず。自分で検索して調べるより圧倒的に効率よく情報収集できます。

準備その3 WEBサイトを準備する

株式会社の設立条件が緩くなったということもあり、起業をする人は本当に多くなりました。しかし起業と同時に自身のビジネスの拠点となるWEBサイトを準備している人は本当に少ないです。起業して半年から1年ほど経ってWEBサイトを公開する人ばかり。場合によってはWEBサイトを準備しない人もいます。

起業したら様々な人とWEB上でやり取りすることが多くなります。WEBサイトがあれば自分が何をやっているのか説明する手間が省けますし、本気度を示すことができ信用性を増すことができます。
消費者側からしてもWEBサイトがないのは不利益でしかありません。手軽にインターネットが使えるということから、新しい「何か」と出会ったらすぐにその名前を検索するのが普通になりました。あなたのビジネスを始めて知った消費者も確実にあなたのビジネスやサービスの名前を検索するでしょう。その際にWEBサイトがないとどうなるか。高確率で「ちょっと怪しい・・・」と判断されていまいます。

今は大きな投資をしなくても簡単に綺麗なサイトが作れるサービスが充実しています。中には1時間程度でできるサービスも。起業してからとは考えずに、早い段階からWEBサイトは作成しておきましょう。

準備その4 相談相手を見つける

起業した後、なんでもかんでもうまくいくといえば大間違い。うまくいかないことばかりで、不安や悩みで押しつぶされそうになるはずです。そんな時、相談相手がいると心の支えになってくれます。相談相手にするべきなのは先輩同業者がオススメ。すでに同じビジネスの現場で荒波にもまれている先輩こそ、あなたの悩みを聞いてくれる最適な人物です。

家族・恋人・友人には話しやすいかもしれませんが、ビジネスや個々の事情を分かってくれないため、相談相手としては不十分。余計な感情が入ってしまうことも、よくありません。すでに何年かビジネスをして生き残っている同業者を探しましょう。同業者仲間の伝手を使って探すのもよし、セミナーで探すのもよし。取引相手から見つけ出すというもアリです。

まとめ

以上、起業をする前に準備しておくべきことを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?何も準備していない状態で起業してしまえば、高確率で困難を極めます。情熱があればなんとかなる!といきなり企業する人もいますが、上手くいくのはごくまれでしょう。せっかく起業するなら、成功するための方法をしっかりと学んでから走り出しましょう。

記事制作/イソダ カツヤ

ノマドジャーナル編集部
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