9月に入り、新たな職場で仕事を始めることになった人も少なくないと思います。しかし、慣れない環境、慣れない仕事はとかくストレスがたまるもの。ストレスがたまれば、朝起きるのも、会社に行くのも憂鬱になってしまいがちです。夏休み明けの9月1日が憂鬱だったことを思い出す人もいるでしょう。

外部人材にとっても同じことが言えます。新たな環境に飛び込んで仕事をするのはビジネスノマドにとって普通のことかもしれませんが、それらの職場の環境にうまく合わせることができないと、過大なストレスにもなりかねません。

「今日、会社休みたいな……」と思っても、ビジネスノマドたちは簡単に休みがとれません。プロフェッショナルとして、ストレスや憂鬱と戦っていくしかないのです。そんなときは、先輩ビジネスパーソンの名言を”心のサプリ”として読んでみましょう。きっと何か役に立つと思います。

仕事に前向きでないと疲れやすくなります。仕事に追いかけられるのではなく、追いかけると楽なもんです。

古森重隆 富士フイルムホールディングス会長・CEO

古森重隆

出典:日経ビジネスオンライン

デジタル化の波に飲まれてフィルム事業を失いながらも、業態転換によって見事に回復を遂げた富士フイルム。その難事業を率いて成功に導いたのが古森氏です。

古森氏が語る仕事で疲れないコツは「仕事に追いかけられるのではなく、追いかける」こと。仕事に対して受身でいると、外部環境の変化に翻弄されてしまいがちですが、前向きになって仕事に取り組めば、次の展開が予測できるようになります。

これは対人関係でも同じことで、相手の出方を見ているよりも、自分から相手の懐に飛び込んでいってしまったほうがいい結果を招きます。慣れない環境だからといって怖気づくことなく、仕事に前向きになってみましょう。

食事、運動、睡眠、そしてポジティブシンキング。これが健康の基本です。

熊谷正寿 GMOインターネット会長兼社長

熊谷正寿

出典:http://ir.gmo.jp/message/

1990年代にいち早くインターネットビジネスに目をつけ、大成功を収めたGMOインターネット。トップとして様々な成功と苦難を経験してきた熊谷氏は、現在、何よりも健康を大切にしているそうです。

「今日会社休みます」とつい言いたくなる引き金は、体調不良であることが多いと思います。なんだかだるいし、頭も痛い……。仕事のストレスが体の不調に表れることもあるでしょう。そんなときは、食事、運動、睡眠などの生活の基礎の部分がしっかりしているかどうかをチェックすべきです。

しっかり食べて、しっかり寝ることができていれば、多少のストレスには負けません。ポジティブシンキングも忘れないように。

「燃える闘魂」を持っていれば人生はがらりと変わる。

柳井正 ファーストリテイリング会長兼社長

柳井正

出典:u-note

「燃える闘魂」といえばアントニオ猪木のキャッチフレーズですが、国内外に約1300店の「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング会長兼社長の柳井氏も大切にしているのだそうです。

わずか30年で零細企業を1兆円規模の会社に育て上げた柳井氏ですが、スタートは決して恵まれたものではありませんでした。柳井氏の実家は廃れた炭鉱の町のシャッター通りにある小さな店。子どもの頃には、両親が夜、苦しい資金繰りについて話し合うところを何度も聞いていたそうです。父の会社を継いだ柳井氏を支えたのが「燃える闘魂」でした。

柳井氏は「闘魂」を「自分に期待すること」だと解釈しています。自分に期待することとは、すなわち希望を持つこと。「希望を持つことで人生の回転が変わり、いい方向に進んでいく」と柳井氏は言います。闘魂を燃やせば、苦境にだって打ち勝つことができます。元気があれば何でもできる。今日もがんばっていきましょう。

寄稿者:大山 くまお
ライター・編集。著書に『名言力 人生を変えるためのすごい言葉』(SB新書)、『平成の名言200 勇気がもらえるあの人の言葉』(宝島SUGOI文庫)、『野原ひろしの名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ幸せの作り方』、『野原ひろしの超名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ家族愛』(いずれも双葉社)などがある。構成を担当した書籍に『一生成長し続ける人が大切にしている五賢人の言葉』(小宮一慶著、SBクリエイティブ)など。

ノマドジャーナル編集部

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