連日のように「副業」に関するニュースを目にする昨今。
今、日本における労働を取り巻く環境は、国による整備を経て確実に変わりつつあります。

ですが副業が推奨される一方で、多くの方にとっては簡単に始められるものではなく、本業の時間を削りながら取り組んだり、副業を始めるためにそれなりの学習コストを要してしまうことも少なくありません。

「副業したい…」そう思っていても、それらの理由から二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか?

先週、11月30日にそんな副業が抱える課題を解決してくれるかもしれない新しいサービス「Saleshub(セールスハブ)」が主催する展示会イベント「Saleshub Business Day#01」が開催されました。

そんな来るべき副業時代を見据えたサービスのイベントに参加して感じたこれからの副業について、イベントレポートと合わせてお届けいたします。

「紹介するだけでOK」誰もがはじめられる副業の新しい手段

「Saleshub」は顧客を求める企業に対して、個人が企業の顧客となり得る知り合いを紹介することで、紹介料としてお祝い金がもらえるというサービスです。

今回のイベントは顧客を紹介してほしい企業15社が展示会形式でブースを展開し、顧客を紹介してくれるかもしれない”サポーター”と呼ばれるユーザーへ直接、事業内容をアピール。”サポーター”は紹介できそうとなれば、その場でやり取りを進めるというリアルなマッチングの空間となっていました。

会場前に設置されていたロールアップバナー
会場前に設置されていたロールアップバナー

代表 江田さんによるオープニングスピーチ

イベントは19時から代表の江田さんのオープニングスピーチで始まりました。
サービスの利用方法や現状のデータなどを振り返りながら、イベントの目的を改めて説明、イベントの注意点・お願い事に加え、このイベントに合わせて追加された新機能などについても触れられていました。

オープニングトークの時点で会場となったセミナールームには多くの参加者の姿が。
オープニングトークの時点で会場となったセミナールームには多くの参加者の姿が。

サポーターとして獲得することのできるお祝い金も、稼働している半数の方が1万円以上を獲得しており、中には年間で総額600万円以上獲得している方もいるというデータに、聞いている参加者の期待も膨らんでいくのを感じました。

「応援」によって広がる事業支援の輪

オープニングスピーチで触れられていた新機能の一つに「応援機能」というものがありました。
気になる事業を展開している企業に対して応援ボタンを押し、Facebookでシェアすることで、その事業の導入に興味のある人たちを募ることができるこの機能は、「紹介」という行為が単に自らの副業のためだけではなく、企業の応援や困っている知り合いの支援という思いやりの気持ちのもと成り立っているというサービスの設計思想が垣間見えました。

「紹介」と「応援」という副業とは一見、関係のなさそうな行為が今後、ビジネスマンの副業の鍵になるかもしれません。

Saleshub Business Day #01 スタート!

今回の展示会はITスタートアップから築地の仲卸まで実に幅広い15社の企業が出展。
参加者は順路に沿って、それぞれ15社のブースを巡る形で進んでいきます。

Saleshub Business Day#01の様子1
Saleshub Business Day#01の様子2

参加者であるサポーターの方は非常に意欲が高く、多くの方が各社の資料を片手に複数のブースを回っていました。

 

参加者から見たSaleshub Business Day

企業が直接アピールすることのできる場としては初めてのイベントとなった今回の展示会。

参加者の方に今回の展示会やサービスの印象を伺ってみると

  • 「たくさんの企業とその事業が集まっているため、世の中のサービスに触れることができ、知見が広がる」
  • 「自らが持っている人脈やこれまでのつながりを相手に還元できる形で活かすことができるのがいい」
  • 「企業も参加者も活気付いており、お互いに高い熱量で参加しているのが伝わってくるいいイベント」
  • 「現代のシェアリングの流れにおいて、自分の持つ人脈さえシェアリングするというのは正しい流れだと思う」
  • 「”紹介”による副業という新たな価値観や習慣が世の中に生まれるきっかけになると思う」
  • 「副業というと怪しげなイメージがつきまとうものも多いですが、Saleshubの場合は関わる方すべてにメリットがあり、クリーンな印象」

といった、好意的な声が多く、改めてみなさんが副業に対して高い意欲と意識を持っていることがわかりました。

Saleshub Business Day#01の様子3

Saleshub Business Day#01の様子4

イベントを終えて

サラリーマンの方が副業に踏み出せない理由の一つに「時間に余裕がないこと」が挙げられます。

大企業や公務員にまで副業解禁の余波が広がり、いくら副業が推奨されても物理的に時間が確保できなければ、確かに本業の他に別の何かで収益を確保するのは難しいでしょう。

今回、SaleshubBusinessDayに参加して感じたのは、誰もが事業を紹介でき、かつ紹介だけで済むという時間的制約の少なさからくる「ハードルの低さ」とそれ故の「熱量の高さ」でした。

ブースを見回しながら歩いてみると、「動画制作」「経費削減」「電力切り替え」など様々な事業が並んでいます。

「あの会社、プロモーション戦略に困っていたな」「そういえばコストカットに悩んでいたな」、知り合いの会社や付き合いのある会社などが抱える課題と照らし合わせることで、自分が紹介出来そうな案件が見えてきます。

実際に会場を歩いている際、頭に紹介先が思い浮かんでいなくても、企業のブースにて説明を受けると「それならあの人にいいかもしれないな」と案外、紹介できる人が思い浮かぶことに気が付きました。

やることは「いいと思った事業を困っている知り合いに紹介する」これだけ。

時間を必要とせず、誰でもすぐに始めることができる副業としてのハードルの低さは、いずれ訪れるこれからの副業時代において、重要な要素の一つであり、Saleshubはそのニーズを満たすことができるまさにこれからの時代のサービスであると感じました。