未経験でもフリーランスのライターになれるの?

フリーランスで働きたいと考えた時にもっとも簡単になれるのがライターです。特に近年、さまざまなクラウドソーシングサービスが出てきていますので、それらを利用すればライターとして活躍することは可能です。しかも初心者歓迎の案件も多いのがライターの仕事募集の特徴ですから、未経験だからライターになれないということはありません。問題なのはそれで生活できるかどうかということでしょう。年収については次の項目で説明します。

年収はいくらぐらい?

フリーランスのライターとして、いくらぐらい稼ぐことができるのでしょうか。私の周りの人に確認したところだいたい平均として300万円ぐらいの年収の人が多いようです。ただし、これも仕事がなければ稼ぐことができませんし、ウェブ媒体だけでなく紙媒体でも書くようにならないと難しい金額でしょう。私はウェブ媒体のみで月約80時間で月収10万円程度です。未経験の方だとさらに単価が下がりますので、もっと稼ぐことができません。そういう意味ではライター業だけで生活していくのはなかなか難しいと言えるかもしれません。

フリーランスのライターになろうと思った時に必要なことや注意すべきことは?

フリーランスのライターになるとまずやらなければならないこと、また注意すべきことがあります。ここではその必要なことと注意すべきことについて説明します。

名刺はどうやって作るの?

フリーランスになろうと思った時に「名刺は必要なの?」と思いますよね。フリーランスとして活躍するわけですから、名刺は必要です。ただし名刺を自分で作るのかどうか、どこまで個人情報を載せるのかなど考えなければならないところもあります。名刺を作る場合、名刺作製を依頼する方法と自分で作る方法があります。名刺作製を依頼すると料金は割高になりますので、フリーランスのライターとして生活できるようになってから考えた方が良いでしょう。

自分で作ろうとした場合、デザインは自分でして印刷だけ印刷会社の頼む方法と、印刷も自宅でする方法があります。デザインは自分でして印刷する方法の方が割高ではありますが、枚数もたくさん頼むことができますし、きれいに印刷されますからおすすめです。次に個人情報ですが、フリーランスのライターの場合、自宅で仕事することが多いですから、住所まで載せない人も多いです。電話番号とメール、SNSのIDなどが載っている名刺でも十分でしょう。

ホームページは必要?

フリーランスになると自分の紹介をするための場所が必要になります。ただライターの場合、必ずしもホームページが必要と言うわけではなく、ブログだけでも良いでしょう。ただし、フリーのものではなく、ワードプレスを使うなどして独自ドメインでブログを書いた方が良いです。そうすることで既存のブログサービスの変更に左右されません。

ブログでどうやって宣伝するの?

フリーランスのライターになりたい人の中には、すでに自分のブログを運営していて、そちらである程度の実績を作っている人もいます。確かにライターとして未経験だとしても、ブログを書いていることを知らせれば、あなたの書く文章について相手に伝わりますから、仕事を取る際に有利です。さらにライター業を始めた際に、記事をブログで紹介したり、仕事をブログで募集したりすることもできます。フリーランスのライターになる前にブログを始めることをお勧めします。

保険はどうなるの?

保険に関してですが、フリーランスのライターになると、年金は国民年金、健康保険は国民健康保険になります。国民健康保険は保険料が高いです。特に家族がいると保険料が高くなるので、注意が必要です。さらに年金が国民年金になるので、老後にもらえる額は少なくなります。そのためフリーランスの方はライターだけでなく、みなさん将来のことを考えて貯蓄をすることが多いです。他にも民間の保険に加入している人もいます。

どうやって仕事をするの?

未経験の人が仕事を取る方法として、もっとも適しているのはクラウドソーシングです。クラウドワークスやランサーズがその代表ですが、こちらを使ってまず仕事を取ってみましょう。クラウドソーシングは1件の記事のみ募集している場合もあれば、何本かまとめて募集している場合もあります。本数が多い方が金額が高いので、こうした案件を探してみるのが良いでしょう。ただしクラウドソーシングの案件は単価が安いものもたくさんあります。時間をかけた割には収入がかなり少ないということもありますので、注意が必要です。

ただ未経験の人がいきなり単価が高い案件に申し込んでも、ほとんど採用されることはありません。最初のうちは実績を作るために、安い案件でもしっかりと取り組んで行った方が良いでしょう。ある程度、実績もついたら、クラウドソーシングでは単価の高い案件に申し込み、さらに紙媒体でもライターを募集しているところに応募してみましょう。紙媒体の方が単価が高いですから、おすすめなのですが、なかなか採用されません。人に伝わりやすい文章を書けるように練習し、実績も積んでいくようにしましょう。

フリーランスのライターで生活できるかはあなた次第

フリーランスのライターで生活していくためには、仕事を取り続けて実績を作っていく必要があります。会社員の時と違って、仕事がなければ収入はゼロです。どれだけ仕事を取り、文章を書き続けることができるかがポイントです。あなたの頑張り次第では正社員時よりも稼ぐことができます。ぜひ頑張って下さい。

記事作成/ジョン0725