東京都内でコワーキングスペースを探しているなら

フリーランスでノマドワークをしている方はもちろん、会社に属しているけれどたまには外で仕事したい方、副業を集中できる環境でおこないたい方など、コワーキングスペースを探している人は多いのではないでしょうか。

今回は、東京都内で使える、おすすめのコワーキングスペースを紹介します。とくに需要が大きい、上野・新宿・渋谷・秋葉原・銀座を中心に、安い施設やドロップイン(一時利用)可能の場所を厳選しました。

コワーキングスペースとは、便利な働き場所

オススメのコワーキングスペースを紹介する前に、コワーキングスペースとは何かを今一度確認しておきましょう。コワーキングスペースとは、シェアオフィスやレンタルオフィスと混同されがちですが、その場所がオープンスタイルであることが特徴です。

月極で契約しなくてもその日だけ利用する「ドロップイン」(一時利用)もできる施設がほとんどで、今日はこちらのスペースを使い、明日は別の場所……という自由な使い方が可能です。

また、コワーキングスペースを登記場所にすることもでき、固定の住所が欲しい小規模の法人や個人事業主が利用することも増えています。

選ばれるコワーキングスペースの特徴

自由な働き方が支持され増えてきたため、コワーキングスペースも最近では急増しています。そのため、「どこのコワーキングスペースにしようか」迷ってしまうことも。

ここでは、ユーザーに選ばれるコワーキングスペースの特徴をまとめて紹介します。

価格がリーズナブル

仕事部屋としてビルの1室を契約して借りるよりも、リーズナブルに利用できるのがコワーキングスペースの特徴のひとつ。月極の契約でも、およそ1万~3万円ほどのコストで利用することが可能です。インターネット接続料金や光熱費が料金に含まれているのも魅力です。

東京都内にはたくさんのコワーキングスペースがあるので、価格も千差万別ですが、月額2万円以下の施設もたくさんあります。

ドロップイン(一時利用)が可能

月単位で利用するのではなく1日単位で利用する「ドロップイン」(一時利用)できるコワーキングスペースもあります。事前に予約しなくても、ふらっと利用できる気軽さが人気です。

1日利用だと、1000円~2000円程度が多い価格設定。居心地の良さや設備の充実さを比較してみて、価格が見合っているかで選びましょう。

カフェや自宅で仕事をしながら、たまにコワーキングスペースで集中して仕事する…といった、ドロップイン利用ニーズがこのところ増えています。1日利用してみてスペースを気に入ったら月契約するということもできるので便利です。

個室かオープンスペースか

オープンスペースで大きなデスクに椅子が置かれていることが多いコワーキングスペースですが、個室利用が可能な施設もあります。もちろん個室は別途料金が発生したり、ブース席よりも価格が高めに設定されていたりしますが、より集中したいときに重宝するでしょう。

個室があるかないかで、コワーキングスペースを探している人も多いようです。

夜遅くまでスペースを利用できる便利さ

多くのコワーキングスペースとの差別化を図るため、営業時間を伸ばして便利さをウリにしている施設があります。

朝10時頃から22時頃まで営業しているコワーキングスペースがほとんどですが、中には、24時間365日スペースを開けている施設も増えてきました。

それで月額2万円以下でレンタルできるスペースも多く人気が集中しています。たとえば、渋谷「co-ba shibuya」、表参道「COOK&Co」、上野「SPACE BRIDD」、御徒町「GEEK GARAGE」などがあります。

駅から近い場所にスペースがある

最寄駅からの所要時間が近いコワーキングスペースも、便利で使いやすいため人気です。とは言え、東京都内にあるコワーキングスペースは、もともと利便性の良い場所に作られることが多いので、それほど心配しなくても良いかもしれません。

とくに渋谷エリアは徒歩圏内にたくさんのコワーキングスペースがあり、便利なエリアです。たとえば「Lightningspot」は渋谷駅から徒歩1分、「PoRTaL」は渋谷駅から徒歩3分と、かなり駅から近い場所に位置しています。

東京都内の主要な駅ごとにオススメスペースを紹介!

ここからは、人気のエリアごとにオススメのコワーキングスペースを紹介していきます。

新宿のコワーキングスペース2選

出典元:https://case-shinjuku.com/

新宿エリアは、乗り入れている電車が多くてとても便利なエリアなので、コワーキングスペースを探している人も多い人気エリアです。

腰を据えて作業したいなら「CASE Shinjuku」がオススメ。日祝はお休みですが、個室もあり、一日だけ利用するドロップイン契約(9時~18時まで1時間500円)もあります。シェアデスクのほか、場所が固定されている固定ブースも人気です。

1日利用なら西新宿駅から徒歩5分の「BASE POINT」がオススメです。フリードリンク付きで1時間480円でカフェを利用できます。お昼にはランチプレートも注文でき、さながらカフェでノマドワークしているようなカジュアルな環境で作業できます。2階には会議室もあり、多彩な使い方ができるでしょう。

渋谷のコワーキングスペース2選

出典元:https://co-ba.net/shibuya/

渋谷はコワーキングスペースがひしめく便利なエリアです。スペースまで徒歩で近い店舗が多いのも特徴で、かなり便利に利用することができます。

クリエイターやプログラマが集まる「co-ba SHIBUYA」は、セミナーなども多く開催されているため、とくにフリーランスで仕事している人にオススメ。フリー席プランは月1.5万円で利用でき、24時間いつでも利用できます。1日だけ利用したいドロップインは1日2,000円(10時~19時)です。

法人でシェアオフィスのように使いたい方には「Lightningspot」がオススメ。渋谷駅新南口から徒歩30秒の場所にあり、登記、ロッカー、個室会議室、コピーが使えて月額1.5万円は渋谷最安です。

上野のコワーキングスペース1選

出典元:https://iioffice.liginc.co.jp/

上野のコワーキングスペースでオススメなのが「いいオフィス」。コンテンツマーケティングで有名なLIGが運営しているコワーキングスペースです。

1Day(ドロップイン)利用のサービスが充実しています。10時~18時まで2,000円の利用料金で、フリードリンク付きのオープンスペース利用のほか、集中スペース利用、キッチン利用も可能です。

各種文房具貸し出しもあり、痒いところに手が届く、居心地の良さがあります。月額でオープンスペースを借りる場合は月額20,000円で24時間利用可能です。2名ブース、3名ブース、4名ブースの個室もあります。

東京駅のコワーキングスペース1選

東京駅にコワーキングスペースでオススメの場所を1カ所ピックアップしました。

カジュアルにリーズナブルに利用できるのが「Hub Café」。

特筆すべきはその安さ。ドロップイン利用(9時~20時)の場合、1時間フリードリンク制で300円で利用可能です。さらに、5時半~9時と20時~24時半は1時間600円で利用できます。ドロップイン利用の場合、早朝や深夜に利用できないコワーキングスペースが多いなか、「Hub Café」は1日利用者に優しいコワーキングスペースと言えるでしょう。

さらに、朝得3時間パックがあったり、1日利用(6時~20時)は1,980円、1ヶ月利用は5,000円と、細かく時間設定が決められているので、自分のライフスタイルに合うプランが見つかりやすいのも嬉しいですね。

秋葉原のコワーキングスペース1選

https://weeyble.com/

秋葉原は東京だけではなく、千葉や茨城方面からのアクセスも良く、さまざまな場所から集まって来るエリアです。秋葉原にあるコワーキングスペースなら、「コワーキングスペース秋葉原Weeyble」がオススメです。

秋葉原駅から徒歩3分の場所にある「コワーキングスペース秋葉原Weeyble」は、ドロップイン利用に特化した施設です。昼の部(13時~18時)または夜の部(18時~23時)が1,000円、2時間利用の場合は500円で利用可能です。ドロップインでも23時まで営業しているのが嬉しいポイントです。

ただし土曜日はボードゲーム利用の客が利用するので、集中したい場合は土曜日以外に利用することをおすすめします。

銀座のコワーキングスペース1選

銀座でコワーキングスペースを利用するなら、「the SNACK」がオススメです。

銀座駅から徒歩4分、東京メトロ新橋駅からも5分という好立地にある「the SNACK」。フルタイム会員は月額27,000円、平日夜と土日だけ利用する会員は月額10,800円で利用可能です。

ドロップイン利用もできます。3時間以内の利用ならば1日1,000円、3時間を超えると終日2,000円で利用可能です。土日は10時~18時と少し営業時間が短いのですが、平日は9時~23時までの間で、ドロップイン利用も同じ時間帯で利用可能です。

今後もコワーキングスペースは増加していく見込み

働き方が多様化し、インターネットとパソコンがあればどこでも仕事できる時代になったので、会社や自宅以外の場所で仕事するニーズはますます増えています。これからもコワーキングスペースは東京都内を中心に増えていくのではないかと考えられます。

今回いくつかオススメのスペースを紹介しましたが、人それぞれ居心地がよいと感じる場所の基準は違います。サイトの情報だけでなく実際にお店に足を運び、1日体験してみて、自身に合うスペースを見つけけてみてください。