エンジニアの定義とは

エンジニアというとどのような職種が思い浮かぶでしょうか。皆さん、コンピュータを使って仕事をしている人たちを思い浮かべると思います。確かに、コンピュータを使って仕事をする人たちをエンジニアと呼びますが、コンピュータを使った仕事といってもシステムエンジニア、ウェブエンジニア、プログラマーと仕事は大きく違います。ここではそれぞれのエンジニアについて説明します。

1.システムエンジニアとは

システムエンジニア(SE)とは、システムの設計をする役割をするエンジニアです。システムを作る時に、クライアントはどのようなシステムが必要なのか分からないところがあります。何がしたいのか、どのような機能が必要なのか、クライアントと一緒に決める重要な作業があります。また、それをプログラマーに依頼することもします。そういう意味では大変重要な仕事ですし、システム全体を理解している必要があります。

2.ウェブエンジニアとは

ウェブエンジニアとはウェブ関係のサービスを構築するエンジニアです。現在、ウェブサービスはさまざまなものがあり、ホームページを持っていない会社はありません。また集客のツールとしてもホームページは最も有効な手段です。ウェブを専門にするエンジニアは、セキュリティにも詳しくなければいけません。こうした知識もなければフリーランスのエンジニアとして稼いでいくことは難しいでしょう。

3.プログラマーとは

プログラマーとはプログラミングをする人です。基本的にはシステムエンジニアの設計に基づいて、プログラミングをしていくことになります。言語はさまざまなものを使える方が評価が高く、また、コードも見やすいものを書く人の方が好まれます。稀に天才的なプログラマーもいますが、なかなかそこまで行くのは難しいと言えます。

エンジニアがフリーランスになる理由

エンジニアの人がフリーランスになるのはなぜでしょうか。エンジニアに限らずフリーランスになる人は、収入をあげたい、自由に仕事をしたいという人が多いです。特にエンジニアは、仕事が大変な割には収入が少ないと言えます。もっと自由に仕事をしたい、もっとたくさん稼ぎたいという人がエンジニアでフリーランスになります。私の周りにも独立してフリーランスで活躍しているエンジニアがたくさんいます。皆さん、自分で仕事を受けて稼いでいます。

フリーランスになったエンジニアの年収とは

情報処理推進機構の「IT人材白書」によれば、会社員に比べて報酬は2倍程度である例も少なくないと言われています。具体的には30代以下で300万円以上~500万円未満が50.1%で最も多く、40代になると、500万円以上~700万円未満が35.7%と最も多くなっています。50代になると40代よりも700万円以上~1000万円未満の人の割合が増えています。このように会社員よりは平均年収が高いと言えます。

フリーランスのエンジニアで成功する人と失敗する人の違いは

フリーランスのエンジニアにも成功する人と失敗する人がいます。フリーランスのエンジニアになったのに、会社員時代の方が稼ぐことができたという人も意外と多いです。結果としてまた会社員になる人もいます。ここではフリーランスのエンジニアとして成功する人と失敗する人の違いについて紹介します。

1.フリーランスのエンジニアで成功する人とは

フリーランスのエンジニアとして成功する人は技術が一流であること、人とのつながりを大切にしている人です。フリーランスのエンジニアで稼ぐことができる人には「この人にしかできない」という素晴らしい技術を持っている人がいます。こうした人は成功して、年収も高いのが通常です。しかし、エンジニアが全て一流になれるわけではありません。技術は一流でなくても、人とのつながりで仕事をとれる人も多いです。お客さんのためを考えて一生懸命仕事をする人には、仕事が集まってきます。私の周りにもそうした人が多いです。そうした人たちは与えられた仕事をしている方が楽だとわかるようです。

2.フリーランスのエンジニアで失敗する人とは

フリーランスのエンジニアで失敗する人の多くは、技術が二流以下の人です。会社にいる時は分かりませんが、世の中には出来る人はたくさんいます。そうした人と比べたときに格段に技術が劣っていれば、仕事を得ることはできません。仕事を得ることができたとしてもかなり安い仕事になるので、生活できないことが多いです。また、人付き合いが苦手な人も成功するのは難しいです。フリーランスは営業も自分でしなければいけませんから、人付き合いが苦手だとかなり不利です。私の周りでも、フリーランスであることをやめて再び就職する人もいます。

仕事を積極的に取りに行きましょう

フリーランスになるとこれまで与えられた仕事をしていたのが、フリーランスになると自分で仕事をとらなければなりません。技術は一流でも営業が上手に出来ないエンジニアを何人も見てきました。営業が苦手だと仕事が取れず、収入になりません。営業が苦手な人は、積極的に仕事を取りに行くようにしましょう。それでも仕事をとれない人は、営業が得意な人に頼むのもひとつの手です。フリーランスのエンジニアになった人はぜひ頑張ってください。

記事作成/ジョン0725