ウェブ制作にプロの力は必要

ワードプレスなどの登場により、ホームページを作ることはとても簡単になりました。自分で作ればお金もかからず管理も楽です。それに伴い、以前はひとつサイトを作って100万円ということもありましたが、今なら10万円ぐらいでも作ってもらえます。しかし、やはり素人とプロが作ったサイトの差は歴然です。見やすいウェブサイトを作るにはプロの力は必要です。逆に素人よりもすぐれたウェブサイトを作ることができなければお金が取れないということになります。

私も自分たちでホームページを作って仕事をしていましたが、いまいちでした。そこでプロに頼んだところ、集客力がアップしました。ただホームページを作るだけでなく、どのようにすれば人が集まるか、読みやすいかなどプロならば判断できます。そうした能力がプロには求められているのです。

ウェブ関係の職種は何があるか

ウェブ関係のフリーランスといってもウェブデザイナー、ウェブエンジニア、ウェブライターという職種があります。
ここではそれぞれの職種でどのような仕事をしているのか紹介します。

1.ウェブデザイナー

ウェブデザイナーはウェブのデザインを担当します。どのようなサイトであれば見やすいか、どのような文章を入れればよいかなど、戦略的に考えてくれます。ウェブデザイナーと言ってもデザインだけをやっていればよいというわけではなく、コーディングもできる人が多いです。デザインだけだとウェブで公開した時にうまくいかないということも多いので、たとえコーディングはしなくてもコーディングの知識は必要なのです。デザイン全般に言えることですが、お客さんのイメージ通りに作る、お客さんが気に入ったものを作るなど要求される能力は多くなっています。

2.ウェブエンジニア

ウェブエンジニアはプログラマーのことです。もちろんサーバー管理なども入っていますが、ウェブエンジニアのおもな仕事はプログラミングです。ウェブであればPHPやHTMLを使う人が多いです。ただ前述したとおり、簡単にホームページを作ることができるようになりましたので、ウェブ制作だけで生活していくの厳しいかもしれません。

3.ウェブライター

ウェブには文章も必要です。どのような文章を見せるか、どのようなキャッチコピーが良いかなど、そうしたこと専門にやっている人もいます。ただそれだけで生活していくのは一部の人を除いて難しいでしょう。また、ウェブライターとして生きている人もいます。これまではライターといえば、紙媒体に書くしかなかったのですが、最近ではウェブでも文章を書いている人がいます。単価が高く仕事している人もいれば、単価がかなり安く仕事をしている人もいます。ウェブライターはなりやすい職種ですが、それだけで生活していくのは難しいでしょう。

ウェブ関係の職種の年収とは

ウェブ関係で働いている方の年収は職種によってさまざまです。また技術力や経験によって年収に差があるのも特徴です。ここではウェブデザイナーとウェブエンジニアに関しては、「転職なら、求人情報・転職サイトDODA(デューダ)」の「平均年収ランキング2017(平均年収/生涯賃金)」をもとにウェブ系の職種の平均年収紹介します。

1.ウェブデザイナー

ウェブデザイナーは360万円が平均年収です。フリーランスの場合、これ以上稼ぐことができる人もいますが、逆に稼げない人もいます。その理由は能力の差だけでなく、営業力の差も実は大きいです。

2.ウェブエンジニア

SE・プログラマは433万円が平均年収です。プログラマーの場合、現在売り手市場ですから、技術さえあればかなり稼ぐことができます。うまくフリーランスで働けば、2倍ぐらいの年収を稼ぐこともできるでしょう。

3.ウェブライター

ウェブライターの場合、副業として働いている人も多いので、収入の幅はかなりありますが、平均でいうと300万円ぐらいだと言われています。私は本業ではないですが、120万円ぐらい稼いでいますが、300万円稼ぐのは大変なことでしょう。

ウェブ関係の仕事の取り方はとは

自分で営業をするのも必要ですが、最近では案件を紹介するエージェントサイトやクラウドソーシングサイトなどがあります。エージェントサイトに登録すれば、あなたにあった案件を紹介してくれますので、まずは登録してみるのが良いでしょう。ただでデザイナーとエンジニア限定です。また、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトでも仕事を得ることができます。単価が安いというのはありますが、最初のスタートとしてはよいでしょう。

自分のホームページを持とう

ウェブ関係の仕事をしているわけですから、自分のウェブサイトを持つ必要があります。そのサイトが最大の宣伝です。あなたが作ったサイトを見れば、どのような技術をもっているか、どのようなセンスでホームページを作るのかわかります。また、自分が手掛けたホームページをそこに載せることもできます。ぜひホームページでアピ-ルしてください。

記事作成/ジョン0725