副業を始めようと考えている人、スタートさせたものの行き詰まりを感じている人、現在とは別の副業を探そうと思っている人。そんな方たちに向けて、副業の一覧をつくってみました。

リストを眺めていると、これまでに気づかなかった点が見えてくるかもしれませんよ。

なお、おすすめの副業一覧をご覧になりたい方は以下をご確認ください。

誰でもチャレンジできる副業の一覧

仕事の種類は数多くありすべてを並べるのが難しいですが、インターネット上にあるクラウドソーシング・サービスのサイトから代表的なものをいくつかの職業や職種リストを挙げてみました。

  • システム開発(アプリ制作など)
  • ウェブ制作(サイト作成など)
  • デザイン(イラスト、DTPなど)
  • 写真・動画・音楽
  • 翻訳・通訳
  • ライティング
  • 企画・コンサルティング

もう少し加えてみましょう。以下は、副業の調査やアンケートなどで上位に入る主な職種です。

  • 株式投資・FX
  • シェアビジネス
  • アフィリエイト
  • ネットオークション
  • インターネットショップ
  • 輸入ビジネス
  • 家庭教師

どうでしょうか?まだまだ、仕事の種類はあるでしょう。キリがありません。「あれはないの?」……もし、そのような職種があれば追加してください。

最高の副業を選ぶ2つポイント

副業一覧を眺めて感じてほしいのは「自分ならできる」と「自分ならできない」ということです。それが副業探しの第一歩になります。

副業にできる自分の得意分野(職種)を見極める

職種をひとつ、取り出してみましょう。例えば、イラストレーターを選んでみます。

イラストレーターにはスキルが必須です。スキルという単語に抵抗があるならば、得手不得手でもいいでしょう。イラストを描くことが得意でないと、イラストレーターにはなれません。当たり前です。いくら1枚あたりの単価が高くても、商品としての価値がないイラストは売れません。

なぜ、このような話を出したのかというと、副業を選ぶ際に、目の前の利益を優先してしまう場合があるからです。「今の時代、この職業が儲かる!」「これからはこの業種が伸びる!」そんな言葉にそそられませんか? 大多数の方がお金を儲けたいと願っています。お金はいくらあっても困りませんからね。でも、「この職業」や「この業種」が自分に向いてなければ、仕事は長続きしません。継続できない副業は成功する確率が低くなります。

「自分ならできる」と「自分ならできない」は、無意識に自分が得意な職種を選別している状態です。副業選びには、この過程をじっくりと考えることが大切だと思います。

時代の変化に対応し日々勉強し続けられるものを選ぶ

あと一点。イラストレーターの仕事がどのようなものか想像してみてください。

昔のイラストレーターは紙に絵を描いていました。パソコンの普及により、イラストはアナログからデジタルへと移行していきます。パソコンやペンタブレットなどのハードだけでなく、イラスト用のソフトも低価格になりました。もしかすると、昔のイラストレーターが働く職場は、現在と似て非なる場所に見えるかもしれません。

何が言いたいのか?……それは、今のイラストレーターと昔のイラストレーターでは同じ名前であっても、仕事の内容に異なる部分が多いということです。仕事は時代とともに動いていき、変わっていきます。今でもアナログにこだわっているイラストレーターの方は少なくありませんが、永久に同じ内容の仕事が続くことは稀です。それは、イラストレーターだけではなく、他の仕事にも当てはまります。どのような職種であっても、日々の勉強が大切です。怠れば、時代の波に落とされていくかもしれません。少し先の将来を見据えて試行錯誤しながら改善をすることが重要です。何よりも、得意な分野の勉強は苦になりませんからね。

副業の一覧リストを眺めると自分が見えます

自分の得意な分野は大きなアドバンテージです。自分を売り込む際の有利な材料です。副業を選ぶときに、これを活かさない手はありません。そのためには得意な職種を自覚しておくべきでしょう。頭のなかでぼんやりと……では相手に伝わりません。ハッキリと言語化することが求められます。

また、本業と同様に、次の時代を生き残るためには新しい技術や情報収集が不可欠です。副業を初めたからには長く続けたいと思うのが本音でしょう。ただ、現実には途中で断念した方が大半だという話もあるようです。不安ですか? だいじょうぶです。少々、不安を感じているぐらいの方が冷静な判断ができると思います。自分が得意な分野であれば、将来を必ず無事に切り抜けられるはずです。

以上、副業を選ぶ2つポイントをまとめます。

  • 自分の得意分野(職種)を見極める
  • 日々勉強し続けられるものを選ぶ

さて、それでは、もう一度、自分の得意な分野を見つめ直してみてください。