未経験でもフリーランスのプログラマーは目指せる

在宅のフリーランスプログラマーが増えている

インターネットの普及や、仕事のマッチングサービスの増加、そして企業が多様な働き方を受け入れている事情から、在宅フリーランスで働くプログラマーが増えています。

実績や納期を守ることはもちろんですが、会社に行かなくても自宅やカフェなど自由な場所で仕事をできるというのは魅力的な働き方ですよね。

プログラマー不足の今、未経験でも道は開ける

IT業界でのプログラマー不足が嘆かれ始めて、もう長い時間が経っています。長時間労働の常態化などマイナスイメージも重なり、なかなか人材が定着しない背景もあるようです。

だからこそ企業は常に「優秀なプログラマー」を求めています。未経験であろうとなかろうと、きちんと仕事をしてくれるプログラマーであれば、仕事はあるのです。ただしイチから教えてもらおうとする場合には、社員や派遣社員になる必要があります。

あくまでフリーランスでプログラマーになりたいのであれば、言語をしっかりと習得し、即戦力にならなければなりません。

フリーランスのプログラマになるために習得すべきこと

開発言語を勉強し、知識を身につける

フリーランスのプログラムとして仕事を請け負うためには、当たり前ですが言語の習得は最低限必要です。独学でスキルを学ぶのもよいですが、習得が早いのは、プログラミングの技術を学べるスクールに通うこと。通うのが難しい方は、自宅学習コースで学べる学校もあります。

具体的には日本人が開発し実用的な言語と言われるRubyや、Google三大言語のひとつであるPython、その他Webサイトに関わるプログラミング言語などを習得しましょう。

スクールでは実際の仕事に直結するスキルを身につけることができ、場合によっては転職サポートも行ってくれるので、早く独立したい人には近道になるでしょう。

小さな仕事から始め、実績を作っていくこと

技術を身に付けたら、今度は実績をこつこつと積み上げていくことが大切になります。いくら知識をアピールしても、アウトプットした成果がなければ、採用するかどうか判断が難しいためです。

もちろん学習中に作った、プログラムも実績の対象。たとえばWebプログラマーであれば、作成したサイトが実績になります。きちんとポートフォリオを作成できていれば、実務経験がないだけで、プログラミング経験者だと胸を張って言えるのです。

エージェントに登録し、案件をこなしていくこと

単価の低い案件が登録されているクラウドソーシングなどで実績を積んで行ったら、今度はエージェントに登録しましょう。エージェントとは、案件をお願いしたい会社と、仕事を探しているフリーランスを繋げるサービスです。

無料サポートやカウンセリングで、合いそうな案件を紹介してくれるエージェントもあるので、複数登録して自分に合うエージェントを探すことをオススメします。具体的なサービスは『案件選びが重要!フリーランスエンジニアが見るべき9つの紹介サービス』をご覧ください。

はじめは実績作りのために、単価の低い仕事や興味のない分野の仕事も受け、実績が増えてきたら自分のしたい方向性や単価の高い仕事にチャレンジしましょう。

成功したフリープログラマーのブログを参考にする

インターネット上には、未経験や他業種から一念発起し、独学でプログラミングを身に付けてフリーランスプログラマーになった方がたくさん見つかります。中には40代という年齢からチャレンジして成功している方も。

どのように未経験からプログラマーになったかを詳細にブログに書かれている方も多いです。同じ立場で成功している方のブログはとても参考になりますので、何かに行き詰まりそうになったらブログを読んで学びを得るのもいいのではないでしょうか。

フリーランスプログラマーの年収・案件はいくら?

年収は300万以下~1000万と差がある!

フリーランスで働いているプログラマーの年収は、かなり差があるのが現状です。あるサイトの情報によると、300万円以下が約3割というデータもあります。フリーランスというのは名乗ればだれでもなれてしまう職業なので、稼げていない人が多いのも仕方ないのかもしれません。

ただし専業フルタイムで仕事していきたいのであれば、やはりサラリーマンプログラマーよりも多い年収・400万円以上を目指していきましょう。

成功者になるためには、経営者の視点も大事

サラリーマンであれば与えられたシステム案件だけをこなしていればよいのですが、フリーランスで成功していくためには、それ以外の経営者としての仕事もしていかなければなりません。

具体的には仕事を自分で取ってきたリ、中長期の収入計画を立てたり、自分のスキルアップのために投資したり、そして確定申告などの準備など。すべて自分で行う必要があります。

年収をアップさせていくために何が必要なのかを自分で考え、行動していく経営者としての手腕も問われるのがフリーランスです。

フリープログラマーを目指して勉強しよう

フリーランスでプログラマーを目指す方法について解説してきました。いかがだったでしょうか。人材不足のため、未経験からでも成功するチャンスはあります。まずは技術を身に付け、少しずつ実績を作っていくことから始めてみましょう。