個人サイトはフリーランスデザイナーの顔!
Webデザイナーやグラフィックデザイナー・イラストレーターなど、デザイナー職種でフリーランスという働き方をしている人にとっては、個人サイト・ホームページは「顔」とも呼べる非常に大切なものです。
サイトの良し悪しにより、仕事の依頼につながる大切な営業ツールとも言えますので、しっかりと作りこむことが必要。ポートフォリオ・実績を掲載するのはいうまでもなく必須です。そのほかに、デザインの料金や仕事の範囲などを明朗に提示することで、仕事を受注しやすくなります。
個人サイトに「一人の営業マン」として働いてもらうつもりで、しっかり更新していきましょう。
なお、以下もご参照ください。
デザイナーがサイトに載せるべき内容
過去のデザイン制作実績・経歴(ポートフォリオ)
クライアントがデザイナーに仕事を依頼する際にもっとも重視するものが、デザイナーの作品や制作実績です。好みのデザインができる人にお願いするのですから、当たり前ですよね。
デザイナーの個人サイトは、サイト全体がポートフォリオになります。Webデザイナーの場合は、デザインの見た目やセンス以外に、どういった技術を扱えるのかもサイトを見て判断されることを肝に銘じて制作しましょう。
お仕事として制作した作品はもちろん、趣味で描いたデザインなども積極的に掲載していきます。自分のサイトですからページの制限もありません。サイトを見れば今までの作品が全部わかるように、たくさんの実績を掲載しましょう。
サービス内容やデザイン制作の流れ
ポートフォリオや実績だけを紹介しているデザイナーも多い中、「自分はここまで受注できる」「デザイン制作の流れとやりとりはこんな感じ」と明示してあげることで、他のデザイナーよりも仕事を受注しやすくなります。
たとえばWebデザイナーならば、新規サイト構築だけを受注しているのか、企画段階から参画できるのか。それとも修正・更新作業まで請け負えるのかなど、範囲についても掲載しておきましょう。
仕事を受注する場合の料金体系
前項目と同様に、多くのフリーランスデザイナーはポートフォリオサイトを持っていますが、料金体系まで載せているデザイナーは案外少ないものです。明朗に「いくらからお仕事受注します」と書かれていれば、予算感の合わない依頼が来ることもなく、お互いに安心してやり取りを進められます。
仕事をたくさん受注する秘訣は、クライアントの迷いを取り除くこと。個人サイトにはなるべく詳細に情報を掲載し、仕事につながるチャンスを増やしましょう。
連絡先とSNSのアカウントは必須
連絡先を忘れずに書いておくことは、当たり前ですが大切なことです。電話番号を載せるかはデザイナーの判断にお任せしますが、メールアドレスは必ず記載しておきましょう。
またお仕事用のFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSアカウントも、もし開設していなければ開設し、サイトに掲載しましょう。さまざまな連絡手段を用意しておいた方が、仕事につながる機会を逃しにくいのでお勧めです。
個人サイトを営業ツールに育てる方法!
サイト全体がデザイナーのイメージを作る
デザイナーという職種柄、個人サイト・ポートフォリオ全体が、そのデザイナーのイメージを決定づける大切な作品になります。サイトを見てよい印象を感じれば、仕事に繋がりますし、逆に「ダサい」と思われてしまったら依頼されることはないでしょう。
色の使い方、配置の仕方、作品をクリックしたときのウィンドウの開き方など、細部にまでデザイナーの表現力が宿ります。逆にいうと、センスをアピールするよいツールです。使いやすさも意識して制作しましょう。
常に最新の情報に更新することが大切
完璧な個人サイトができたからといって、その後更新しないのはオススメしません。新しい作品が出るたびに実績やポートフォリオを更新しましょう。更新せずに古い日付の実績のままにしておくと、活動を中断しているのかと思われてしまう可能性も。
技術革新のスピードが速いWebデザイナーの場合は、とくに更新し続けることを意識する必要があります。常に手入れをして、新しい記述方法やトレンドを取り入れてサイトをメンテナンスしていきましょう。
検索順位を上げるため、仕事に関する記事を更新する
せっかくサイトを作っても、クライアントが検索したときに見つけてもらえなければ意味がありません。デザインの仕事に関する記事をこまめに更新することで、SEO対策となり、上位表示されるきっかけになるので、余裕があればぜひ行ってください。
どんなキーワードで検索されたいかを設定し、そのキーワードを盛り込んでいくとよいでしょう。
個人サイトは新規案件を獲得する営業マン
フリーランスデザイナーが仕事を受注するためには多くの方法がありますが、サイトをしっかりと作りこみ、上位表示されれば、待っていても自然に依頼が舞い込んでくるようになります。
また、自分から売り込む場合にもポートフォリオは必要になるので、個人サイトを見てもらえればどんなデザインが可能なのかイメージできるようなサイトに仕上げることが大切です。